- ディスク管理を柔軟に行う
- ディスクのパーティションを直接操作するのではなく、仮想的なパーティションである
論理ボリューム
を動的に管理
- パーティションを使ったディスク管理に比べて、次の制約を回避
- 一度パーティションを作成するとサイズ変更ができない
- 別のディスクにパーティションを移動させることができない
- ディスクのサイズを超える大きさのパーティションは作成できない
仕組み
- 1 台のハードディスクや 1 つのパーティションを
物理ボリューム(PV : Physical Volume)
とする
- PV は、一定サイズの
物理エクステント(PE : Physical Extent)
から構成される
- 1 つ以上の PV から
ボリュームグループ(VG : Volume Group)
が構成される
- VG 内で、PE から
論理ボリューム(LV : Logical Volume)
が構成される
- LV は従来のパーティションと同様にブロックデバイスとして扱うことができる
- LV のサイズを変更したり、他のディスク上へ移動したりすることができる
- LV は複数のディスクにまたがって作成することができる
- VG も後からサイズを変更することができる
作成